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ともだち / AKIRA - 2006-06-13 12:22:20
久しぶりに名古屋時代のバンドメンバーに電話をかけた。金子正紀・通称ネコ。ギタリスト兼専業農家だ。(ファーマーはファーマーを呼ぶようだ(笑))
4年ぶりくらいか。彼の声を聞いたのは。私にはバンド解散の引き金を引いたという負い目があったので、ネコに電話をする勇気が無かった。彼も一生懸命だっただけに、つらかった。


でも今日はそんな自分を壊した。だって、今日はネコの誕生日。出会えたことに、そして共有できた時間に感謝するならば「誕生日おめでとう、ありがとう」を伝えるのは人として当たり前だ。

恐る恐る電話をかける。ものすごく驚いた声で相手が出る。「金子さんですか?」と一応確認。ネコだった。ビックリしていた。とりあえず、私は誕生日おめでとうを伝える。ネコは大層喜んでくれた。私も嬉しかった。また名古屋で飲もうな、それまで頑張ろな、と言って電話を切った。

昔話。
名古屋を発つ2日位前、ネコと二人で飲んだ。私は絶望の底にいた。泣かないことだけに必死だった。「アキヨはもっと人に甘えてもいいよ。何でも一人で背負おうとするからしんどくなるんだよ。」ネコの一言を忘れない。
ネコは不器用だけど、すごくハートの熱い奴だった。やさしさが身に沁みて、痛かった。
別れ際にお互いに「ありがとう」を言って強く抱きしめ合った。温かかった。

ふと、そんなことを思い出した。
冬の終わりの出来事でした。

ネコ、ありがとう。
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