コメントを書く
名前


メール


本文

注射 / AKIRA - 2006-01-25 13:49:23
あれは幼稚園の頃だったか…。
私は注射が大嫌いだった。

とあるインフルエンザの注射の日、
私は幼稚園からの逃走をはかった。
園内で先生の目の届かないスポットを探し、
注射が終わるまで時間を稼ごうと思ったのだ。

このもくろみはかなり上手くいき、このままいけば私は逃げ延びることが出来たのだが、あまりに誰にも見つからないので今度は寂しくなってきた。先生が自分を探している気配も感じられないし…。そのうち注射への恐怖よりも孤独であることの切なさのほうが強い感情となった。そして愚かにも自分からカミングアウトしてしまったのだ…(笑)
先生に捕まって注射を受けさせられた時は悔しくて泣いたが、その瞬間の事はあまり覚えていない。見つかった時の、悔しさと安心感の入り混じった感情は覚えている。
未だにくっきりと残っている光景は、遊戯室に上る階段に一人ぽつんと座りながら見つめていた、誰もいない廊下と、窓の外の寒々とした青空である。

注射、といえばそんな記憶が浮かぶ。

今日は遅ればせながら、インフルエンザの注射をした。
腕がだるいです。。。

- コメント -
戻る